Jポップの歌詞の中にも、シャガールのような青い空と歌われたシャガールですが、彼の本物の絵画を見たことがありますか。
代表的な絵画を見れば、有名な青い色調だけでなく、色とりどりの明るい色調が特徴の絵が多いことに驚かされるでしょう。
リトグラフという技法を使って作成された挿絵本のダフニスとクロエでは、なんと20色以上のカラーが使用されています。
誰もが見たことがあるようなその構図は、彼独特のものに間違いありません。
リトグラフだけでなく、銅版画でも素晴らしい作品を残しています。
銅版画の作品で有名なのが死せる魂でしょう。
題名から受けるイメージとは違い、どこかユーモラスな線の使い方で、きっと誰もがシャガールを好きになるに違いありません。
ピカソと同時代に生きた彼は、日本の本田宗一郎とも出会い、彼らしいエピソードを残しています。
もっと歴史上の人物かと思っていた方にとっては、そんなに最近の芸術家なのかと意外かもしれません。