シャガールは、ロシアに生まれ育ちながらフランスで活躍した画家です。
七本指の自画像、青いサーカスなど、生涯を通じて多くの作品を残しました。
赤い薔薇と恋人たちなど、女性や恋人たちを多く描いたため愛の画家とも呼ばれています。
華やかなフランスで暮らしながらも、古いロシアに昔からあるさまざまなことからインスピレーションを受けて絵を描きました。
シャガールには幻想的なテーマの絵画が多くありますが、ロシアの土着の物語などを知っていれば何を題材にしているのかすぐにわかることでしょう。
遠いロシアの話を知らない者にとっては、なぜこの取り合わせを絵に描いたのか不思議に思うこともあります。
不思議なテーマにキュビズムの技法を取り入れた絵画は、色鮮やかで幻想的な雰囲気を醸し出しています。
しかし、画家本人は、自分を大地に根差したリアリストだと言っているのです。
シャガールの絵画を鑑賞する時は、少しばかり彼の生い立ちと古いロシアの昔話などを知っていると今まで以上に楽しむことができるでしょう。